暮らし×ケア 等身大のチャレンジがくれた、ちょっとした自信
長女が小学6年生の頃、どうやら「脱毛」に興味を持ち始めたようでした。
周りの友達との話題の中で気になったのかもしれません。
祖父にお願いして、なんと7万円もする家庭用脱毛器を買ってもらったのです。
当時の長女は大喜び。ですが、数回使ったあとで「効果ない」とあっさり終了。
高校に受かったら、今度は「全身脱毛をクリニックでやりたい」と言い出しました。
「それなら、お祝いにプレゼントしてもいいかな」と思いつつ、
この家庭用脱毛器が“お役御免”になってしまうのは、なんとも忍びない。
せっかくの機械を眠らせるくらいなら、自分で試してみよう。
そう思い立ったのが、私の“ながら脱毛”生活の始まりでした。
少し遠回りですが、私自身、以前から興味がありました。
娘に「努力は報われる」と示すためにも、やってみようと決意。
4月から9月までの6か月間、レベルMAXで2日に1回のペースで実施しました。
ターゲットは脇と膝。
20ショットほど照射すると脱毛器が熱を持ち、5分ほど冷却が必要です。
凍らせたペットボトルや保冷剤を周囲に並べて冷やしながら、
YouTubeを見つつ1時間ほどの“ながら脱毛タイム”。
会社から帰宅して寝室でコツコツ続けました。
正直、最初の1か月で心が折れそうになりました。
「自分は何をやっているんだろう」と思う瞬間も何度か。
そんな中、7月ごろSNSで“おじさんのすね毛問題”が話題になりました。
「すね毛出すなら処理してほしい」「見苦しい」といったコメントが並び、
密かに脱毛を頑張っていた私は「やっててよかった」と胸の内でガッツポーズ。
少し報われた気持ちになり、モチベーションが上がりました。
ふと街を歩いて観察すると、短パン姿の男性の半分くらいは
すね毛をきれいに処理しているように見えます。
“見えないところで時代は変わっているんだな”と感じました。
そして半年後。
脇もすね毛も、腕や胸、腹までつるつる。
1か月たっても毛はほとんど生えてこず、見た目にも清潔感が増しました。
地道に続けた成果が出たときの嬉しさは、なかなかのものです。
もちろん、クリニックのような即効性はありません。
でも、家庭用脱毛器のいいところは「自分のペースで」「ながら」で続けられること。
時間を味方につけて少しずつ積み重ねれば、結果はちゃんとついてくる。
クリニックの脱毛も2年ほど通う必要があると聞きます。
それなら、この家庭用脱毛器とも、気長に付き合っていけばいい。
努力が形になるまでの時間も、悪くないものです。
今では、娘と私のあいだで“脱毛話”がちょっとした共通の話題に。
「パパ、ほんとにやったの?」と笑われながらも、
その笑顔を見て、なんだか誇らしい気持ちになります。
暮らしの中の小さな挑戦も、続けていけばちゃんと自信に変わる。
“ながら”でできる努力が、日々を少しずつ整えてくれる。
家庭用脱毛器は、そんなことを教えてくれた相棒になりました。


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