靴磨き×白スニーカー
ここ数年で、会社の服装ルールが少しずつ自由になりました。スーツ一択から、カジュアルスタイルへ。私も横浜から都内までの片道1時間の通勤を、快適に過ごすためにスニーカー通勤に切り替えました。
この1年間で分かったのは――「白スニーカーは最強」ということ。
どんな服にも自然に馴染み、足元を明るく見せて全体を爽やかに引き締めてくれます。
フォーマルにもカジュアルにも合う万能さ。しかも、シンプルなのに“きちんと感”もある。
1足持っておくだけで、通勤も休日も身だしなみの悩みが一気に減りました。
ただし、白は“真っ白”であることが大前提。少しでも汚れていると、一気にだらしなく見えてしまう。これほど見た目の印象を左右するアイテムも珍しいと思います。
そこで私が取り入れたのが、“ながら靴磨き”です。
特別な時間を取らず、「ついで」にできる習慣にすることがポイントです。
やり方はシンプル。玄関に白スニーカー専用のクリーナーと防水スプレーを常備。帰宅したときや出かける前、時間が空いたときに“チャチャっと磨く”だけ。1足あたり3分もかかりません。
週に一度は家族全員分をまとめて磨くのが私のルーティン。汚れを落とし、ペーパータオルで拭いて、防水スプレーで仕上げる。10足磨いても30分以内で完了。ほんの少しの手間で、驚くほど清潔感が出ます。
続けてみて気づいたのは、靴磨きがもたらす「感謝の循環」。
家族からは「靴がピカピカで気持ちいいね！」と喜ばれ、自分も自然と嬉しくなります。足元が整うと気分も前向きになり、通勤中の姿勢までシャキッとするから不思議です。
さらに、実用的なメリットもありました。
汚れを落とすことで素材が長持ちし、靴の寿命が約1.5倍に延びた感覚があります。お気に入りの一足を長く履けるのは、経済的にも大きなプラスです。
靴磨きは一見地味ですが、日々の中で「ながら」でできる最高のメンテナンスです。
作業というより、心を整える“リセット時間”。3分磨くだけで、1日が気持ちよく始まり、終わります。
「靴磨き＝面倒」と思っている人こそ、玄関でサッと磨く“ながら習慣”を試してみてください。
真っ白なスニーカーが、あなたの時間と気分を明るく照らしてくれるはずです。
タイパよく、心も足元も軽やかに。今日からできる“一石二鳥の親切メンテ術”、おすすめです。
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